ピルを服用すると、ニキビは治癒するんでしょうか?

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ニキビに「ピル」が効く!

そんな噂を耳にしたこともあるかもしれません。

体に何らかの影響を与え、妊娠ができない状態にする「ピル」ですから、ニキビに対しても影響を及ぼしそうですよね?

実際のところはどうなんでしょう?

 

1.まずは「ピル」とはどういったものはを知りましょう。

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1-1・ピルって?

ピルとは、経口避妊薬、つまり、飲む避妊薬です。

現在は、避妊薬としてだけでなく、月経不順の改善や月経前緊張症の軽減にも使用されています。

 

1-2・ピルを使用するとなぜ妊娠しないの?

女性が持つ2つのホルモンの「エストロゲン」と「プロゲステロン」は、妊娠にとても影響を及ぼしているホルモンです。

排卵後の女性の体の中では、妊娠準備として黄体ホルモン(プロゲステロン)が多く分泌されます。

しかし、性周期初期に黄体ホルモン剤を摂取すると、女性の体は妊娠しているのと同じようなホルモン状態になり、排卵が起こらなくなるんです。

ピルには、女性ホルモンの「エストロゲン」と「プロゲステロン」が含まれています。

これにより、「妊娠した」と体をだまし、排卵を抑え、避妊しない状態にします。

 

1-3・低用量ピルってなに?

現在のピルは、低用量ピルと言われるものが主流になっています。

ピルには、「高用量ピル」、「中用量ピル」、「低用量ピル」、「超低用量ピル」に分けられます。

これはピルに含まれる卵胞ホルモンの量によって変わってきます。

卵胞ホルモンの量が、0.05mg以上の物を、高用量ピル。

0.05mgの物を中用量ピル。

0.03mgから0.05未満の物を低用量ピル。

0.03mg未満の物を超低用量ピルと言います。

ホルモンバランスを強制的に変えるわけですから、副作用が生じます。

極力卵胞ホルモンの量を減らした方が副作用が少ない分、容量が少ないと、その効果が発揮できない場合もあり、用途によって使い分けているようです。

 

1-4・ピルによる副作用は?

ピルは、ホルモンバランスを強制的に変えてしまいます。

結果、様々な副作用も報告されています。

その内容は、「太る」「頭痛」「吐き気」「静脈血栓症」「肝機能障害」「倦怠感」「不正出血」「頭痛」「乳房の張り、痛み」「心筋梗塞」などです。

また、服用を認められない場合もあります。

35歳以上で1日に15本以上タバコを吸う人。

かつて「血栓症」になったことがある人。

高血圧の人。

妊娠中または授乳中の人。

などです。

また、子宮頸癌や子宮ガン、乳ガンの疑いがある方、子宮筋腫の方の服用も禁止されています。

2.ピルがもたらすニキビへの影響は?

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ピルは、女性ホルモンの「エストロゲン」と「プロゲステロン」が含まれています。

大人ニキビに影響を及ぼすものに、男性ホルモンの影響が大きくかかわっています。

ホルモンバランスが崩れ、この男性ホルモンが多くなっていくと、男性ホルモンには皮脂の分泌を多くする働きがあるため、毛穴をふさぎ、ニキビをできやすくさせます。

しかし、ピルを飲むことで、生理前に増える男性ホルモンを抑え、女性ホルモンを補うことになり、ニキビを抑えることができるというわけです。

 

3.結論!ニキビケアの「ビル」は有効なの?

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ピルはニキビケアに有効かどうかと聞かれれば、「有効」となります。

ニキビの治療法で、抗生剤を使用したり、面皰圧出といった毛穴内部の皮脂を除去したりする治療は、対症療法で病気の原因に対する治療ではなく、一時的な対処療法になります。

その場は治癒しますが、原因の治療ができていませんから、またすぐに新しいニキビが発生してしまいます。

しかしながら、ピルを利用した場合はニキビ発生原因にかかわる男性ホルモンを抑制しますから、再発に対しても予防できる治療になります。

これだけを考えると、ピル服用はニキビ予防に効果があると言えます。

ただし、服用をやめれば、元のホルモンバランスに戻り、その効果はなくなります。

また、服用し続けるということは、強制的にホルモンバランスをずっと変えていることになり、副作用も気を付けなくてはなりません。

ピルを服用する場合は、必ず医師の指導の下で服用しましょう。

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