ひびが悪化!「あかぎれ」になる前に必要なケア方法は?

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冬になりやすい「あかぎれ」。

治るまで患部を使わなければ、治りも早いのかもしれませんが、痛くても”あかぎれ”した手や足を使わなくてはなりませんよね。

できる前のケア!

出来てしまった時のケア方法とはいったいどうすればいいのでしょう?

1・あかぎれ発症のメカニズムは?

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1-1・「乾皮症(皮脂欠乏症)」

皮膚の表面の皮脂が減少すると、皮膚の水分も減少していきます。

肌が乾燥していくと、肌全体がカサカサしてはがれ落ちたり、白い粉をふいたような状態になります。

この状態を「乾皮症(皮脂欠乏症)」と言います。

1-2・「ひび」

乾皮症(皮脂欠乏症)の状態のまま、保湿ケアや乾燥に気をつけること放置し、ますます角質層の脂質や水分が奪われていくと、今度は、肌の表面に亀裂が生じます。

赤くただれたようになり、強いかゆみが生じます。

この状態が「ひび割れ」です。

 

1-3・ついに「あかぎれ」

ひび割れの状態のまま、さらに何もケアをせずに放置します。

すると、肌表面の表皮までだった亀裂が、さらに深い真皮層にまで達してしまいます。

この状態が「あかぎれ」となるわけです。

真皮層には血管が通っているため、割れた部分から血がにじみ出てくることもあります。

日常生活を送る上でだいぶ支障が出てしまいます。

2・健康な肌維持にはターンオーバーが必要!ターンオーバーってなに?

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簡単に言ってしまえば、肌のターンオーバーとは、“皮膚細胞の生まれ変わり”です。

皮膚は、外側から順に「表皮」「真皮」「皮下組織」からできています。

さらに「表皮」は、こちらも外側から「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」の4層になっています。

この皮膚細胞とは、「表皮」のことで、肌のターンオーバーはこの部分で行われます。

表皮の一番下の層、「基底層」で新しく生まれた”基底細胞”は、その上の層、「有棘層」で”有棘細胞”に。

そして、”有棘細胞”はその上の層、「顆粒層」で”顆粒細胞”に、そして、最後に「角質層」で”角質細胞”といった順で、形を変えながら肌の表面に押し上げられていき、古い角質細胞とチェンジしていきます。

これがターンオーバーです。

おおよそ28日周期でのターンオーバーが一番肌をきれいに保てる周期なんですが、年齢により、その周期は早かったり、遅かったりします。

表皮(皮膚)は常に生まれ変わっていますから、表皮に発生した傷や日焼けなどはターンオーバーのおかげでキレイな状態に生まれ変わります。

しかし、表皮より下層部分での発生した色素沈着のようなシミは、ターンオーバーしない部分なので、そのまま残ってしまうというわけです。

3・ちょっと雑学。皸(あかぎれ)の由来は?

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あかぎれ(皸)とはいったいいつの時代からいわれていたんでしょう?

さかのぼること奈良時代、今から1,000年程昔から江戸時代前期までは、「あかがり」といわれていました。

「あ」+「かがり」

「あ」とは”足”。

「かがり」とは「ひびが生じる」。

という意味です。

つまり、「あ かがり」足にひびが生じるということです。

しかし、江戸時代前期に、「あ」+「かがり」だったはずの言葉が「あか」+「がり」といった間違った場所で区切られるようになりました。

間違って区切られた「あか」と「がり」。

「あか」は・・「赤」?「垢」?

「がり」は?

「がり」の意味が全く分からないので、切れているから「ぎれ」にしてしまえ!

ということで、「あか」+「ぎれ」の「あかぎれ」になったそうです。

なんていいかげんなんでしょう。

これは珍しい事ではなく、「異分析」と呼ばれ、よくあることのようです。

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