
白ニキビは、毛穴が詰まることが最初の原因です。
この毛穴を詰めるもののことを「角栓」と言います。
この角栓さえなければニキビ初期段階の白ニキビの発症を抑えることができます。
原因と対策をを考えていきましょう。
目次
1.白ニキビってなに?
ニキビには白ニキビ、赤ニキビ、黒ニキビ、黄ニキビなど色々な種類があります。
その中でも初期段階の状態で角栓や汚れなどで毛穴がふさがれしまい、古い角質や皮脂が毛穴に詰まってしまっている状態のニキビを、白ニキビといいます。
角栓や汚れなどで毛穴がふさがれいることから、「閉鎖コメド」、「閉鎖めんぽう」とも言われています。
大きさは1mmから3mmほどで、白くプクッっと膨れた状態が特徴です。
白ニキビができやすいとされている部位ですが、おでこ、頬、鼻、口周り、あごなど顔全体はもちろん、体にもでき、場所をあまり特定せず発生します。
ニキビの原因とされる「アクネ菌」ですが、「嫌気性」の性質を持っています。
また、アクネ菌は皮脂を好むため、角栓で密封された毛穴の中はアクネ菌の繁殖にはとてもいい環境となります。
ここでアクネ菌の繁殖を阻止しようとするのが「白血球」です。
この白ニキビの膿は、アクネ菌と戦った「白血球」の残骸です。
しかしこのまま放置をすると、黄色ニキビや赤ニキビといったように症状が悪化してしまいますから、早いケアが必要になります。
2・毛穴を塞ぐ4つの栓とは?
白ニキビは、毛穴がふさがってしまい、古い角質や皮脂皮脂が外に出られなくなってしまっている状態のことです。
それではどんな理由で毛穴がふさがれてしまうんでしょう?
2ー1・塵や埃。
空気中に浮遊している塵や埃が毛穴を塞ぎます。
そとで運動などをして、汗をかき、そこへ塵や埃が付着。
しっかりと洗い流せばいいんですが、洗い漏れ部分の毛穴が詰まっています。
2-2・ファンデーションなどの化粧品
ファンデーションに限ったことではありませんが、顔の肌全体に塗る化粧品。
こちらは完全に毛穴を塞いでいきます。
きれいなお化粧をするためによりしっかりと毛穴を塞いでいきます。
こちらもメイク落としが確実にできなかった部分の毛穴を詰めています。
2-3・シャンプーやリンスなどのすすぎ残し
シャンプーやリンスは、汚れを落とす成分を含んでいるため、毛穴を塞ぐというよりは、毛穴の栓を洗い流すといった感じがするのですが、そうではないんです。
シャンプーやリンスのほとんどには、髪のツヤを保つために、「コーティング剤」と呼ばれる髪をコーティングする成分が含まれています。
シャンプーリンスを洗い流す際に、洗浄せいぶんのほかに、このコーティング剤も洗い流されます。
この洗い流されたコーティング剤がしっかり流しきれず皮膚に付着し、毛穴を塞ぎます。
2-4・古い角質
毛穴を塞ぐ角栓ですが、角栓の70%は古い角質が原因です。
肌は、肌の生まれ変わり、ターンオーバーを繰り返します。
多すぎてもダメ。
少なすぎてもダメ。
といったところでしょうか。
頻繁にターンオーバーがおこなわれると、古い角質は多く発生することになります。
逆に、ターンオーバーがなかなか行われないといことは、古い角質がずっと蓄積されていくということになります。
正常なターンオーバーを行うことがとても重要なんです。
3・毛穴を塞ぐ4つの原因の対策は!?
白ニキビの原因は、毛穴がふさがってしまうことが原因でした。
ではその対処方法を考えましょう。
3-1・塵や埃をしっかり落とす。
肌に付着してしまった塵や埃ですが、ゴシゴシ力を入れて洗っても、刺激が強すぎたり、肌を傷つけてしまったり、全てに皮脂を洗い流すことによる皮脂の過剰分泌を起こしてしまい、かえって逆効果になることがあります。
力を入れず、まんべんなくきれいに洗っていくことが大事です。
3-2・ファンデーション落としも手を抜かない!
こちらも同じことが言えると思います。
毛穴を塞ぐまで塗ったファンデーションですが、塗ったときの手間同様、落とすことにもしっかり手をかけてあげましょう。
3-3・シャンプーやリンスはしっかりすすぐ!
髪を洗うまえに、顔をあらっていませんか?
洗顔は、シャンプー、リンスで髪をきれいに洗ったあとに必ず行うよう習慣づけましょう。
3-4・ターンオーバーの正常化は難しい。
角栓の70%は古い角質が原因です。
正常なターンオーバーが行われないと困るんですが、これが意外に難しい問題だったりします。
基本的に気を付けることは、生活習慣です。
睡眠不足を避けること。
ストレスを避けること。
栄養バランスを考えること。
代謝をよくすること。
などなど。
人それぞれ、気を付けなくてはならない基準も違いますし、現代社会において、改善できないこともあるかと思います。
しかしながら、少しでも改善を心がけることが重要です。
全く行動に移さなければ、全く効果が無いと言えるでしょう。
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